母乳育児は、いつか終わる日がやってきます。いつのタイミングでどう終えるかは、それぞれの母子ペアで異なります。本当はその必要がないのに母乳育児を諦めたり断乳するケースもあるでしょう。ソーシャルネットワークサイトCafemomのブログで、母乳をやめる理由について表題の興味深いスライドがありましたのでご紹介します。(以下、ブログの私訳です。原文はこちら)
理由その1:お母さんが病気(母乳を通じて風邪やインフルエンザなどを子どもにうつさないように。これは誤解です。お母さんがどんな病気でも母乳を通じて赤ちゃんに抗体をあげることができます。)
*訳者注:数は少ないですが、中には母乳育児を続けることを勧められない病気もあります。医師やラクテーションコンサルタントに相談して下さい。
理由その2:1歳を過ぎると健康上のメリットがない(アメリカ家庭医学会では、一歳児の免疫システムは60%しか発達していないため2歳前に授乳をやめると病気に罹る率が高くなる、と言われています。)
理由その3:妊娠した(流産や早産などの高リスク妊娠でなければ妊娠中に母乳育児を続けても安全です。)
*訳者注:授乳中に子宮が収縮するような痛みがある場合は授乳をやめて産科医に相談して下さい。
理由その4:新生児の授乳をしている(赤ちゃんが飲む母乳量の心配は要りません。二人分の母乳が作られます。アメリカ以外の多くの文化圏で新生児と上の子どもへの同時授乳は自然で健康なこととされています。)
*訳者注:同時授乳するときには、まず新生児に母乳をあげてから上の子どもにあげましょう。
理由その5:離乳食を始めた(離乳食は、12ヶ月までは新しい味や素材を試すのが目的です。主な栄養源は、まだ母乳やフォーミュラであり離乳食ではありません。お母さんが食べたものが母乳の味に影響するので、母乳育ちの赤ちゃんの方が新しい食品を試しているかもしれないという専門家もいます。)
理由その6:薬の服用を始めた(処方箋や市販薬の多くは母乳育児に問題ありません。医師、薬剤師に確認の上、母乳育児に影響がある場合は、代替薬がないか医師に問い合わせましょう。)
理由その7:仕事復帰する(母乳育児は0か1ではありません。仕事復帰をした後も朝晩授乳を続けたり、勤務中に搾乳時間が取れる場合は搾乳しながら続けることもできます。)
理由その8:赤ちゃんの歯が生え始めておっぱいを噛む(赤ちゃんが噛んだときは母乳育児をやめるのではなく、噛んでよいものと噛んではいけないものを教えてあげましょう。噛まれたときは、すぐに赤ちゃんを外して歯がためや冷たい布などをかませて歯茎を落ち着かせてあげましょう。)
理由その9:長く授乳を続けると赤ちゃんのトラウマになる(誤解です。赤ちゃんは誰でもおむつが取れるように、母乳育児もやめる日が来ます。赤ちゃんが準備ができる前に授乳をやめてしまうと逆に赤ちゃんのトラウマになるかもしれません。)
理由その10:周りからプレッシャーを感じる(母乳育児をやめる正しいタイミングはありません。お母さんと赤ちゃんが何を望んでいるか見極めれば自分達に一番合った時期がわかるでしょう。)
理由その1:お母さんが病気(母乳を通じて風邪やインフルエンザなどを子どもにうつさないように。これは誤解です。お母さんがどんな病気でも母乳を通じて赤ちゃんに抗体をあげることができます。)
*訳者注:数は少ないですが、中には母乳育児を続けることを勧められない病気もあります。医師やラクテーションコンサルタントに相談して下さい。
理由その2:1歳を過ぎると健康上のメリットがない(アメリカ家庭医学会では、一歳児の免疫システムは60%しか発達していないため2歳前に授乳をやめると病気に罹る率が高くなる、と言われています。)
理由その3:妊娠した(流産や早産などの高リスク妊娠でなければ妊娠中に母乳育児を続けても安全です。)
*訳者注:授乳中に子宮が収縮するような痛みがある場合は授乳をやめて産科医に相談して下さい。
理由その4:新生児の授乳をしている(赤ちゃんが飲む母乳量の心配は要りません。二人分の母乳が作られます。アメリカ以外の多くの文化圏で新生児と上の子どもへの同時授乳は自然で健康なこととされています。)
*訳者注:同時授乳するときには、まず新生児に母乳をあげてから上の子どもにあげましょう。
理由その5:離乳食を始めた(離乳食は、12ヶ月までは新しい味や素材を試すのが目的です。主な栄養源は、まだ母乳やフォーミュラであり離乳食ではありません。お母さんが食べたものが母乳の味に影響するので、母乳育ちの赤ちゃんの方が新しい食品を試しているかもしれないという専門家もいます。)
理由その6:薬の服用を始めた(処方箋や市販薬の多くは母乳育児に問題ありません。医師、薬剤師に確認の上、母乳育児に影響がある場合は、代替薬がないか医師に問い合わせましょう。)
理由その7:仕事復帰する(母乳育児は0か1ではありません。仕事復帰をした後も朝晩授乳を続けたり、勤務中に搾乳時間が取れる場合は搾乳しながら続けることもできます。)
理由その8:赤ちゃんの歯が生え始めておっぱいを噛む(赤ちゃんが噛んだときは母乳育児をやめるのではなく、噛んでよいものと噛んではいけないものを教えてあげましょう。噛まれたときは、すぐに赤ちゃんを外して歯がためや冷たい布などをかませて歯茎を落ち着かせてあげましょう。)
理由その9:長く授乳を続けると赤ちゃんのトラウマになる(誤解です。赤ちゃんは誰でもおむつが取れるように、母乳育児もやめる日が来ます。赤ちゃんが準備ができる前に授乳をやめてしまうと逆に赤ちゃんのトラウマになるかもしれません。)
理由その10:周りからプレッシャーを感じる(母乳育児をやめる正しいタイミングはありません。お母さんと赤ちゃんが何を望んでいるか見極めれば自分達に一番合った時期がわかるでしょう。)