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搾乳器のお話 〜 いる?いらない? 〜

10/17/2012

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出産後に必要なものリストの中に搾乳器が入っていることがあります。中にはベビーシャワーでプレゼントされる方もいらっしゃるかもしれません。 

 お母さんの中には搾乳器が必須だという方、便利だという方、そして全く使わなかったという方がいらっしゃいます。搾乳器は必ずいるものなのでしょうか。どのようなときに使うのでしょうか。

 搾乳器は大きく分けると3種類あります。

・   ホスピタルグレード(病院向け電動搾乳器)
・   パーソナルタイプ(個人向け電動搾乳器)
・   マニュアルタイプ(手動搾乳器)

 ホスピタルグレードの搾乳器は、病院やラクテーションセンターにあります。高価ですが馬力があるので、短期的に頻繁に必要な場合はレンタルして使います。 赤ちゃんが未熟児で生まれた場合や黄疸で再入院したとき、 母乳の量を増やしたいときなどに必要な期間だけホスピタルグレードの搾乳器をレンタルすると便利です。赤ちゃんが再入院したときには日中赤ちゃんのそばにいられる間は直接授乳をして、赤ちゃんと離れて過ごす間に必要となる母乳を搾乳して病院に預けます。搾乳器が必要だと言われた場合は、いつどのように搾乳をやめればよいか確認しましょう。母乳の量が増えた後もそのまま搾乳を続けると、母乳の量が増えすぎたり母乳がつまったりというトラブルにつながることがあります。
  (製品例:Hygea Endear、 Medela Symphony、 Ameda Eliteなど)

 ホスピタルグレードと同じように 電動で左右同時に搾乳できるやや安価 なものがパーソナルタイプの搾乳器です。仕事や学校に復帰したり双子やそれ以上の赤ちゃんを育てる 場合など長期的に搾乳する必要がある方は購入して使うとよいでしょう。職場や学校で搾乳する場合には、いつ 、どこで搾乳できるのか事前に確認しておきましょう。環境によっては搾乳器の音がなるべく静かなものを選んだ方が良いかもしれません。
  (製品例:Hygea EnJoye、Medela Pump In Style、Medela Freestyle、Avent Isis、Ameda Purely Yours、ピジョンベビーリズム搾乳器電動タイプなど)

 マニュアルタイプは、レバーをにぎって手動で搾乳します。不定期に、あるいは少量必要な場合はマニュアルタイプで充分でしょう。何かあったときのために搾乳した母乳を保存しておきたい、出かける予定があるのでその間必要な母乳を用意しておきたい、ご主人や家族にも授乳してもらいたいといった場合に便利です。
  (製品例:Medela Harmony ピジョンベビーリズム搾乳器手動タイプなど)

 搾乳器がなくても手で母乳を絞ることもできます。中には搾乳器よりも効率よく搾乳できる方もいます。
    手で搾乳する様子はこちらのビデオで見られます。

 搾乳器は、誰もが出産前から用意しておく必要があるわけではありません。必要に応じて合うものを選んでお使い下さい。また、パーソナルタイプ(個人使用向け)やマニュアルタイプのものを中古で使用することはおすすめできません。チューブや器械内部についた母乳を完全に除去できる構造になっていないため、鵞口瘡(がこうそう:イーストインフェクション)などの感染原因になることがあります。Closed System(閉じた構造)になっていると書かれた製品はそのような心配がなく複数ユーザの使用を想定して作られています。

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